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GRIT株式会社の下山です。
増築棟工事現場の1Fの様子です。本工事現場に限らず1Fは揚重待ちの資材置き場などになるケースが多く、こちらの現場も御多分に漏れずといったところ。医療ガス設備は2Fのみとなっています。
2Fの様子です。内装工事が進んています。写真に写っていない箇所では天井貼りも終わっており、かなり工事が進んでいます。
医療用酸素供給装置のうち、保守点検用アウトレットとメインシャットオフバルブを設置している様子です。
同じく、吸引装置のうち、保守点検用アウトレットとメインシャットオフバルブの設置の様子です。本増築棟で供給される医療ガスは、医療用酸素と吸引の2種類となります。
こちらは壁に埋め込んだ医療用ガスアウトレットボックスのボード開口を行っている様子です。ボックス自体は壁の表面にはみ出さないため、目星をつけたところに穴を開けて切断します。
どうやってその目星を付けるかというと工事開始前に床に書いた『地墨』を頼りにします。二重丸の部分が地墨になりますが、内装工事が始まる前に床に描かれる内装工事用の地墨を元に医療用ガス機器や配管の場所を示す地墨を描きます。
地墨の拡大図です。機器の中心墨と設置高さなどの寸法情報、どういった種類の機器が設置されなければならないのかを床に描きます。青いペンの地墨が医療ガス機器の地墨で、黒い地墨は電気用の地墨です。この地墨を頼りにして機器が設置された場所の目星をつけて石膏ボードを切断するわけです。
綺麗にボード開口を行いボックス内の清掃を行ってボード開口作業は終了です。ボックス外側の大きさに開口するとこの後に設置するアウトレットバルブや化粧カバーをスムーズに行うことが出来ます。
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