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GRIT株式会社の下山です。
既存室内機です。ドレン水を自然勾配で外に排出できない室内構造のため、ドレンポンプを使用しています。今回はこのドレンポンプも一緒に交換します。まずはポンプダウンを行い冷媒ガスを室外機に戻して、配管の切り離しを行い撤去を行います。
いつものように背板を設置して室内機およびドレンアップキットの設置を行います。
既存の室外機の様子です。撤去作業そのものは簡単なのですが、アシナガバチが室外機に巣を作っておりそちらのの処理が大変でした…。室内機の作業と並行してこちらも作業を進めます。
フレアを再加工して配管を接続し、渡り線を再結線します。今回は既存の室外機架台、冷媒配管および渡り線は再利用しました。
室内機側の配管接続が完了したことを確認して、メーカーによる据付説明書の記載に従い、真空引きを20分、真空気密試験を20分行います。
真空計はアナログゲージを使用していますが、最近の据付説明書には『デジタル真空ゲージ使用を推奨』という記載も多くなり、次回の更新作業からはデジタル真空ゲージを使用することにしました。この真空ゲージも長らく使用してきましたが、今日の作業を最後に非常用として倉庫に入ってもらいます。
今回はドレンアップキットを設置したので、ドレンアップポンプの動作確認、天井内のドレン配管の漏洩有無の確認、フロートが上がりきった場合の緊急運転停止確認などを行います。
全ての試運転を終了して、無事お客様へ引き渡すことができました。
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