長野県長野市 | 医療ガス設備保守点検作業

いつもご覧いただきありがとうございます。
GRIT株式会社の下山です。本日は長野県長野市の総合病院での定期保守点検作業を行いました。病院新築時の医療ガス設備設置工事からその後の保守点検にかけて10年以上当社が関わっている病院での作業となります。保守点検作業はお客様の所有する設備を今後も安心して継続的に使用していただくための作業となりますので、慣れた場所での慣れた作業とはいえども、トラブルが発生しないように慎重に点検作業を行いました。

酸素ガス供給装置 (マニフォールド)

当病院の医療用酸素ガス供給装置は「マニフォールド」と呼ばれる集合装置から供給されています。「バンク」と呼ばれる2系列の医療用酸素ボンベは7m3のボンベが2列x8本で16本あり、2バンクで合計32本となります。通常時、酸素ガスは片側のバンクから供給され、酸素ガスが「空瓶」になると、もう片側のバンクに自動で切り替わります。その際に院内の管理室に設置された医療ガス警報版に通知が入ると同時に酸素ガス供給会社へFAXにてその旨が通知され、「空瓶」の交換作業が行なわれることで、切れ目なく酸素ガスが供給される仕組みとなっています。

吸引ポンプ水槽内の清掃を行っている様子です。水封式吸引ポンプのため、吸引性能を維持するため定期的に水槽を清掃します。入社1年目の社員が先輩社員の指導を受けつつ清掃作業を行っています。こうした現場での実務作業をつうじて指導 (OJT)を行うことで、医療ガス設備保守点検作業に必要な知識や技術を身に付けさせ、更に定期的な座学勉強会 (OFF-JT)と組合せて、社員全員の技術力の向上を図っています。

ちなみに、こちらの病院ではスペースの関係から医療用空気供給装置は部屋の中2階に設置されています。長野県内では数少ない珍しいレイアウトです。

本日もご覧頂きありがとうございました。
GRIT株式会社では、こうした総合病院における医療ガス設備の設置工事や保守点検作業を行っています。

お知らせ

2024年7月1日をもって社名を「有限会社信誠」から「GRIT株式会社」(グリット株式会社)へと変更いたしました。

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