新潟県新潟市 | 医療用酸素マニフォールド更新工事

いつもご覧いただきありがとうございます。
GRIT株式会社の下山です。本日は新潟県新潟市の専門病院における医療用酸素ガス供給装置更新工事のレポートです。こちらは単科の専門病院ですが非常に大きな病院で駐車場も広大です。まっ平らな平野が少ない(というより無い)長野から来ると越後平野の広大さが良くわかる巨大な病院です。当社としては保守点検作業ではお世話になっていますが、医療用ガス機器の更新工事は初めてとなります。

更新前の状況です。2列12本立ての医療用酸素ガス供給装置、通称『酸素マニフォールド』となります。マニフォールド(Manifold)とは片側が1本のパイプで、もう一方が複数のパイプからなる集合装置のことで、医療用ガスマニフォールドは複数のガスボンベを1本にまとめて圧力を調整した後に1本のパイプで病院内に送るためこう呼ばれます。まずはいつものように電源を落として古い機器を撤去します。今回はフレームは再利用という事で、マニフォールド本体およびこれを繋ぐ各配管のみの撤去を行います。

撤去したマニフォールドです。

続いて新しいマニフォールド本体をフレームに掛けます。多少の加工が発生するかなと思って備えていましたが、ボルトオンで更新することができました。続いてらせん状の連結管で各ボンベと主管を繋ぎこみ、主管とマニフォールドをU字型の銅管で繋ぎこみます。並行して電源ボックスの更新も行います。配管接続完了後に気密試験を実施し漏洩のないことを確認します。また、警報線と電源線を繋ぐ電気工事を行います。最後にすべての試運転調整を完了して無事工事が完了しました。

本日もご覧頂きありがとうございました。
GRIT株式会社では、こうした医療用ガス設備などの工事を行っています。

 

関連記事