新潟県五泉市 | 医療用酸素マニフォールド更新工事

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GRIT株式会社の下山です。本日は新潟県五泉市の総合病院での医療用酸素ガス供給装置老朽化による更新工事のレポートです。こちらの総合病院においては、昨年度に空気装置(レシプロコンプレッサー式とエアドライヤーx2台)の更新を行っており、当社としては2度目の医療ガス機器更新工事となります。

既存の機器の様子。こちらの医療用酸素ガス供給装置は元々4本2列の計8本立てのマニフォールド(集合装置)でしたが、酸素ガス使用量の増加に伴い、マニフォールドの上部についている主管端部を改造して6本2列12本立てで使用していました。今回は更新に伴い6本2列12本立てのマニフォールドに更新します。いつものようにまずは電源を落とし古い機器を全て撤去します。

新しいマニフォールドの骨組みを組み立てます。真ん中の機械が圧力調整器などが組み込まれたマニフォールド本体です。こちらの酸素マニフォールド室は比較的広く作業を行いやすい環境でした。また、壁に転倒防止用の『腕』である架台を取り付けるのですが、石膏ボードの裏に既にベニヤ板が仕込まれていたため、コーチボルトを使用して簡単に固定することが出来て作業もスムースに進みました。

すべての配管を組み上げて気密試験を実施し漏洩のないことを確認します。また、警報線と電源線を繋ぐ電気工事を行います。今回は病院内の医療ガス警報盤(医療ガスの圧力が低下した際に警報で知らせる装置)の更新も行ったため、新しい警報盤の動作確認試験も行いました。

すべての試運転調整を完了し、無事工事が完了しました。

本日もご覧頂きありがとうございました。
GRIT株式会社では、こうした医療用ガス設備などの工事を行っています。

お知らせ

2024年7月1日をもって社名を「有限会社信誠」から「GRIT株式会社」(グリット株式会社)へと変更いたしました。

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